10月CP価格 622.5 USD (先月比 + 22.5 USD)
プロパン:USD 625 (先月比 + 20 USD)/ブタン:USD 620 (先月比 + 25 USD)
10月CPは上昇した。主な価格上昇要因として、OPECプラスの原油減産継続で産ガス国からの出荷が絞られる一方で、
堅調なインドLPG需要、インドネシア・バングラデシュなどの東南アジアの需要増、
中国PDHプラントの稼働率上昇によりプロパン需要が増加し、最終的に需給逼迫したことが挙げられる。
WTIは8月平均に比べて9月平均は1バレルあたり6ドル程減少。
弊社としての今後のCP動向見解は、OPECが引き続き原油減産の維持すると発表しており、
サウジアラビアを中心とした中東のLPG生産量の増加はあまり期待できないため、11月CPもやや上昇すると予測する。
(参考資料:ENEOS GLOBE Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、CP動向を保証するものではありません。