11月CP価格 632.5 USD (先月比 + 10 USD)
プロパン:USD 635 (先月比 + 10 USD)/ブタン:USD 630 (先月比 + 10 USD)
11月CPは小幅ながら上昇した。主な価格上昇要因として、引き続きOPECプラスの原油減産継続で産ガス国からの出荷は限定的な中、
冬季暖房需要増への期待が市況を下支えした。また、ナフサ市況反騰により、代替えとしてブタンの石化需要が増加した。
イスラエル軍がハマス最高指揮者を殺害したことやレバノン攻撃による供給懸念から、WTIは10月平均は9月平均に比べ1バレルあたり2ドル程上昇。
弊社としての今後のCP動向見解は、東アジア気温の低下によりLPG暖房需要の増加、
OPECプラスの原油減産の影響で、12月CPは上昇すると予測する。
(参考資料:ENEOS GLOBE Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、CP動向を保証するものではありません。