3月CP価格 610 USD (先月比 – 20 USD)
プロパン:USD 615 (先月比 – 20 USD)/ブタン:USD 605 (先月比 – 20 USD)
トランプ政権による関税政策を巡る貿易摩擦への懸念やロシアがウクライナとの停戦に向け交渉開始で合意したことを受け、原油価格は減少し、3月CPもそれに釣られる形で減少した。
インドではLPG在庫水準が高く需要は低迷し、春節明けの中国からの買い気も弱く、PDH稼働率も上がらない状況が続いた。
ナフサ市況は2か月ぶりに反落し、ブタン需要も伸び悩んだ。WTI、2月平均は1月平均に比べ1バレル当たり約4ドル下落。
弊社としての今後のCP動向見解は、引き続き現状の需給緩和の状況が続き、冬季暖房需要が徐々に下がり、4月CPも下落すると予測する。
(参考資料: Eneos Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、CP動向を保証するものではありません。