6月CP価格 572.5 USD (先月比 – 10 USD)
プロパン:USD 580 (先月比 ± 0 USD)/ブタン:USD 565 (先月比 – 20 USD)
6月CP価格は小幅ながら5月よりも下落した。
下落要因としてはナフサ価格が下落し、代替のブタン需要が減退した事が挙げられる。
プロパンは中国PDHプラントの稼働率上昇に伴い、需要が増加。
サウジアラビア原油減産の影響もあり、不需要期にも関わらず、6月CP価格は想定よりも下がらなかった。
5月WTI平均は4月平均よりも1バレルあたり約 USD 5.5下落。
最終的にCP価格は5月に比べ、平均 – 10 USD/t下落、プロパン580 USD/t、ブタン565 USD/t、プロパン・ブタンの価格差は15 USD/tとなった。
弊社としての今後のCP動向見解は、6月開催予定のOPECプラスでカタールやイランなど一部参加国が原油減産に賛同しない姿勢を示しているため、
7月CP価格も小幅ながら下落すると予測する。
(参考資料:ENEOS GLOBE Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、CP動向を保証するものではありません。