8月CP価格465 USD (先月比 + 77.5 USD)
プロパン:USD470 (+ 70)/ブタン:USD460 (+ 85)
8月CP価格は原油市況急騰に伴い、反騰した。上昇要因としてはサウジアラビアの原油自主減産を8月も継続すること、ロシアの原油供給削減、中国の景気刺激策による世界的な需給ひっ迫懸念などが挙げられる。WTIは7月平均は6月平均よりおよそ5ドル上昇。最終的にCP価格は77.5 USD/t上昇、プロパン470USD/t、ブタン460 USD/tとプロパン・ブタンの価格差は10USD/tとなった。 弊社としての今後のCP動向見解は、LPG不需要期ではあるが、8月もサウジアラビアでの原油自主減産継続・フレート高継続・パナマ運河混雑が予想されアジア向け中東品にメリットがあるため、現状9月も価格上昇すると予測する。(参考資料:Energy intelligence Network, ENEOS GLOBE Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report)