9月CP価格 600 USD (先月比 + 20 USD)
プロパン:USD 605 (先月比 + 15 USD)/ブタン:USD 595 (先月比 + 25 USD)
9月CPは先月に続き上昇した。主な価格上昇要因として、中東での原油減産の動きにより供給がタイトになる一方で、
インドのLPG需要の増加や中国PDHプラント向け需要も高水準をキープしたこと、
中東では猛暑により国内のエアコンなどの電力需要に応えるため、発電用にプロパン需要が伸びたことが挙げられる。
WTIは7月平均に比べて8月平均は1バレルあたり5ドル程減少。
弊社としての今後のCP動向見解は、9月以降中東では原油の減産を段階的に緩和する予定ではあるが、
インド需要と中国需要が引き続き増加していくことを想定し、10月CPは9月価格とさほど変わらず着地すると予測する。
(参考資料:ENEOS GLOBE Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、CP動向を保証するものではありません。