9月CP価格 505 USD (先月比 ± 0 USD)
プロパン:USD 520 (先月比 ± 0 USD)/ブタン:USD 490 (先月比 ± 0 USD)
極東は猛暑で家庭用及び業務用LPガス需要は低迷するも、石化需要は堅調のため、9月CPは8月と同価格で着地した。
中国PDHプラントの稼働率は5月時点で55%程だったが、直近で70%まで回復した。また、インドでも祭礼シーズンを前に需要は堅調。不需要期のLPガス需要を下支えした。
ブタン需要は先月同様にナフサ安で価格競争力が弱い。8月WTI平均は7月平均に比べ1バレルあたり3ドル下落。
弊社としての今後の動向見解は、10月に向け徐々に気温が下がり始め、極東の家庭用・業務用のLPガス需要が回復し、
引き続き中国・インド需要も増加することが想定されるため、10月CPは上昇すると予測する。(参考資料: Eneos Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, EIN, RIM)
※あくまで予測は弊社見解であり、将来のCP動向を保証するものではありません。