5月CP価格 775 USD (先月比 ± 0 USD)
プロパン:USD 750 (先月比 ± 0 USD)/ブタン:USD 800 (先月比 ± 0 USD)
2026年5月のサウジアラムコCPは、プロパン750ドル/トン、ブタン800ドル/トンと、前月と同水準で決定されました。
足元の市場環境としては、米国・イラン情勢の緊迫化によりホルムズ海峡の封鎖が継続しており、中東からのLPG供給は制限された状況が続いております。
また、カタール設備の被害により今後の供給減少も懸念されており、インドや東南アジアを中心に需給は引き続き逼迫しております。
加えて、ナフサ価格の高騰を背景としたブタン需要の増加や、フレートの上昇も価格押し上げ要因となっております。
一方で、5月についてはサウジアラムコの供給状況が4月と大きく変わらず、
実需面でも一部で需要の落ち着きや代替調達(米国・ロシア等)の進展が見られたことから、結果としてCPは前月比据え置きでの決着となりました。
今後の見通しにつきましては、ホルムズ海峡封鎖の長期化や中東情勢の不透明感に加え、原油価格も高止まりしていることから、市場は引き続き不安定な状況が継続する見込みです。
一方で、米国の在庫は高水準にあり、供給補完も一定程度進んでいることから、6月CPはやや軟化する見方があるものの、
地政学リスク次第では再び上昇に転じる可能性もあり、引き続き予断を許さない状況です。
(参考資料: Eneos Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, RIM, EIN)
※あくまで予測は弊社見解であり、将来のCP動向を保証するものではありません。














