4月CP通告 価格 USD545.0 (先月比-65.0)

プロパン:USD560.0/ブタン:USD530.0

原油市況はワクチン接種が世界各国で進んだことや、バイデン大統領が新型コロナウイルス危機に対する1兆9000億ドルの追加経済対策法案に署名したことによる景気回復への期待感から一時、2019年4月以来の高値を記録した。一方、米テキサス州を襲った記録的な寒波から原油生産が回復し始めたほか、17日には米エネルギー情報局(EIA)が「石油の在庫は歴史的にみて潤沢、産油国の余剰生産力もある」と発表したことが上値を重くした。

CP市況は、サウジの減産継続や濃霧による米国産荷役の遅延等の価格上昇要因はあったが、主要需要国であるインド・中国に需要の強さが見られず、クウェートやカタールに販売余力もあることが下押し要因となった。また、世界各国でワクチンの供給が滞っている上に変異株の感染が拡大し、欧州で再度ロックダウン措置が取られたことがさらに後押しをし、実に1年ぶりの値下がりとなった。

プロパン・ブタン格差は30米ドルとなっている。

 

(出典:ENEOS GLOBE WeeklyReport、日本経済新聞、EIN)