プロパン:USD720.0 (-70)/ブタン:USD740.0 (-50)
ロシアウクライナ侵攻後1年経過、原油市況は、昨年6月にWTIは120ドルを超えたが、侵攻前の水準を割り込み、2月の月間平均では76ドル台に下落。また、米利上げの継続観測の高まりを背景とするドル高・ユーロ安の進行や米国の景気後退に対する根強い警戒感が相場を下押しした。
LPガス市場は、記録的な寒波は終わり、暖冬に突入、需要期明けも間近となった。さらに、東南アジアでの需要の鈍り・原油価格の弱含みにより、最終的にCP価格は60USD/t減少、プロパン720 USD/t、ブタン740 USD/tとプロパン・ブタンの価格差は20 USD/tとなった。(参考資料:Energy intelligence Network, Astomos Energy Monthly Report, ENEOS GLOBE Weekly Report)