8月CP価格 630 USD (先月比 + 40 USD)
プロパン:USD 620 (先月比 + 40 USD)/ブタン:USD 640 (先月比 + 40 USD)
2026年8月のサウジアラムコCPは、前月比でプロパン・ブタンともに40USD/MT上昇して決定されました。
今回の価格上昇の主な要因は、中東情勢の緊迫化による供給不安の高まりです。7月中旬には、米国・イラン間の停戦協議の停滞やホルムズ海峡・紅海周辺での地政学的リスクの高まりを受け、中東産LPGの安定供給や物流への懸念が拡大しました。これに伴い、WTI原油価格は一時90ドル近くまで上昇し、LPGスポット価格やCP先物価格も上昇しました。さらに、船舶確保の難航や海上運賃の高止まりも重なり、市場価格を押し上げる要因となりました。
その後、月末にかけては米国・イラン間で戦闘停止に向けた動きが進み、市場心理が改善したことで原油価格やCP先物価格は落ち着きを取り戻しました。しかし、中東地域の物流や供給体制への懸念は依然として残っていることから、8月CPは前月比+40USD/MTでの決定となりました。
今後につきましては、米・イラン情勢は不透明なことから、今後も原油価格や中東情勢の動向によって価格が変動する可能性があります。引き続き市場動向を注視してまいります。
(参考資料: Eneos Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, RIM)
※あくまで予測は弊社見解であり、将来のCP動向を保証するものではありません。














