9月CP価格 642.5 USD (先月比 + 12.5 USD)
プロパン:USD 625 (先月比 + 5 USD)/ブタン:USD 660 (先月比 + 20 USD)
今回の価格上昇の主な要因は、中東情勢の不安定化を背景とした原油価格の上昇に加え、LPGの輸送・供給に対する懸念が継続したことです。
8月上旬には、ホルムズ海峡の通航再開に向けた協議進展への期待から原油価格が一時落ち着く場面もありました。しかし、その後は通航条件を巡る対立や船舶への攻撃が続き、原油供給への懸念が再び強まったことで、WTI原油価格は8月平均では1バレル当たり82.5USDと、7月平均の79.2USDから約3.3USD上昇しました。さらに、中旬以降も中東情勢の長期化懸念が続いたことから、CP先物も上昇基調で推移しました。
また、中東からのLPG供給についても、ホルムズ海峡の通航が依然として困難な状況が続いています。加えて、パナマ運河では、エルニーニョ等の影響による降水量不足から水資源の確保を目的として通航枠の縮小が決定され、船舶の待機時間や輸送コストの上昇が懸念されています。
このように、原油価格の上昇、LPG供給への懸念、物流リスクが重なったことが、今回の9月CP上昇の主な背景となっています。
今月以降につきましても、米・イラン情勢は不透明なことから、今後も原油価格や中東情勢の動向によって価格が変動する可能性があります。引き続き市場動向を注視してまいります。
(参考資料: Eneos Weekly Report, Astomos Energy Monthly Report, RIM)














